久遠の昔
まだ人と人とが争っていた頃
大地は荒れ 海は干上がっていました
そこで天は女神をつかわせました
女神は大地と海を癒すだけではなく
人々が争いをやめることを条件に
平等に魔法の力を与えました
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それから長い時が過ぎ去り
その約束が忘却する頃
その平和は突如 クラスターと名乗る
集団の襲撃によって終わりを告げました
襲撃事件を境に世界は変貌を始めました
――天変地異――
――魔物の凶暴化――
そして……
――禁断の命こと魔法生物の氾濫――
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そんな時
少年クレフ・クラングはある決意をします
幼馴染と共にアレドベルグ国騎士団に所属して国の民を守ることです
数々の思惑が渦巻く中
果たして少年は信念を貫くことができるでしょうか
少年の旅が今始まります
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